As the bridegroom to his chosen(選ばれし者の花婿のように)について
「選ばれし者の花婿のように」の解説です。
ジョン・ミルフォード・ラター (John Milford Rutter/1945.9.24-)は、イギリスの作曲家、編曲家、指揮者。主に合唱の分野で活躍しています。ケンブリッジ大学のクレアカレッジで音楽を学び、1981年に教え子を中心としたプロの合唱団ケンブリッジ・シンガーズを結成しました。1966年には教会音楽への貢献が認められて、ランベス音楽博士号を授与されています。
「選ばれし者の花婿のように」は、ラター 作のアンセムです。アンセムは、聖母マリアへの祈祷に付属して歌われるカトリックの「votive antiphon」の代用として発展しました。多くのプロテスタント教会では「アンセム」という語を礼拝の中での短い合唱曲に対して用いています。
「花婿」とは、「再臨のイエス・キリスト」のことです。花婿であるイエス・キリストが私たちを愛して選んでくださったことへの感謝が表現されています。優しい気持ちにさせてくれる祈りに満ちた美しいメロディーの作品です。
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