2019年4月14日(日)今日の練習を振り返って
常磐市民センター 曲目:「早春」 「Gloria」Ⅰ
「早春」
P.24~25
・付点四分音符が長すぎ、その後にくる八分音符の食い付きが遅い。そのため、どんどんテンポが遅れる。
・(短い音符が上下する場合)低い音から高い音に動く時に高い音がフラットしがち。少し上ずるくらいに高めに音をとってほしい。
・楽譜のダイナミックス(PP )をあまり意識しすぎず、斜め上に向けて声を飛ばすように。
・「山に満ち」のクレッシェンドを生かす。
・「山」のYの子音しっかり時間をかけて発音。「あまに」に聞えないように。
・「そよかぜ」のイメージを感じて。(やませにしない) →「すがすがしく」
・ここから「白い山肌」までクレッシェンドが続く。途中で砕けない。
P.26
・「春よ」のHの子音きちんと聞えるように。
・「音も軽く」の スタッカートは「短くきる」ではない。
「か□る□く」のように空白を作らない。(足が床から離れないジャンプのイメージ)「音も」の歌い方と「軽く」の歌い方にギャップが生じすぎないようにしたい。
P.27
・「明けゆく山にこだまする」でひとつ目の山を作る。最後の「る」は抜かずにしっかり延ばす。そうすることで次の「鳥は優しく・・・」のP & dolce との対比が生きてくる。
・しかし、「鳥は優しく」は、同時にクレッシェンドの始まりでもある。
P.28
・「雪は輝く」は「中間決算」のつもりで。
・「春を」「蔵王」言葉の頭の子音をしっかりと。
・「蔵王の山」の部分。「Yanma」のようにしない。
【全体的に】
・こじんまりとした表現にしたくない。指揮者に聴かせるのでなく、実際の客席の一番奥を想像してそこまで音を届けるように。「少し荒っぽくないか?」という批判が出るかもしれないが気にする必要は全くない。
「Gloria」Ⅰ
・楽器の編成について説明。エレクトーン2台とトランペット4本、テナートロンボーン2本、バストロンボーン1本、テューバ1本、ティンパニ、打楽器1(小太鼓とシンバルを担当)武蔵野音大の演奏部を通して学生の精鋭メンバーを派遣してもらうことになっている。
(場合によっては大学の卒業生を含む)
・金管楽器と合唱の組み合わせは、作曲者ラターが好んで用いている。他に「Te Deum」も同じ編成。金管楽器は元来宗教的なパワーを表現する楽器である。
41~
・曲の歌詞は人間が神の栄光を讃える内容であるが、仮に、オペラや演劇などで「神」あるいは「女神」の役を与えられたとしたらどのような声を出すのがふさわしいかイメージして。「神の前でへりくだる人間」ではなく、とことん神に近づこうとする堂々とした声がほしい。
・「Gloria」の発音。3拍子の1拍目は「ロ」であり、「グッ」がその前に発音される。
拍 |
|
||||||
1 | 2 | 3 | |||||
発 音 |
グッ |
||||||
ロ | ー | ー | り | ア | ー |
また、下記のようにならないよう注意してほしい。
拍 |
|
||||||
1 | 2 | 3 | |||||
発 音 |
グッ |
||||||
ロ | ー | ー | ー | りア | ー |
・「in excelsis」の発音。
「イン ネクシェルスィス」ではない。「イーネクシェルスィス」のように発音してほしい。
※ この後時間がなく、ある程度流しただけだった。 129~ 各パート共自信を持って入れるようにしてほしい。
(129~158まで、音はかなり取れるようになってきている。)
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