10月3日(木)の練習を振り返って
国体が始まりました。開会式は全体的にはとても評判が良いようです。私はドジって、当日全然関係ない番組を録画予約してしまい、テレビで開会式の様子を見られません😭まあ、ユーチューブで見ることはできるのですが。しかし、NHK水戸放送局は、これだけ貢献している我々音楽隊に対し、扱いが冷たくありません?ほとんど画面に映さないし、演奏団体名も「いろんな団体の合同」的な表現でまとめられちまったし。アルトの一部の皆さんはアップで映りましたね。私はその隣の隣にいたんですがね💢
次は8日の閉会式ですね。役員選手団入退場ではオーバーランしないように、よく指揮を見ましょう。また、「そして未来へ」は、楽譜のとおりに歌いましょうね。
さて、ここからが本論です。3日はGloria の3楽章。24から練習をしました。
leggero は「軽く」ritomico は「リズミカルに」の意味です。「聖霊」とか「父なる神の栄光」などという歌詞なのに、そんな軽くていいのか?って疑問に思うかも知れませんね。確かに、同じ歌詞が、他の作曲家の作品では非常に重々しく扱われていることも多いです。しかし、ラターは、ここでは「栄光を讃えることの喜ばしい気持ち」を表現したのではないでしょうか?もっと端的に言えば「嬉しくてたまらない!」
その為には、まず、ここの部分では遅れることが一番困ります。スタートのテナーは、特に53小節のシンコペーションでブレーキをかけないようにしてください。また、60〜74は、まだ自信を持って歌えていません。パート練習を繰り返す必要があります。
75,76のS.A.T.は、それぞれの2拍裏から3拍を繋いでいるタイとテヌートを消してください。「アーメン」の「メン」を長く歌ってしまうと、次の「アーメン」がしっかり入れません。また、テナーは、2小節共2番目のテヌートをアクセントに替えて下さい。(女声と同じにする)
69〜74. S.A.T.に繰り返される「Amen 」は、特に8分の3拍子の部分では、まず、1小節ごとのまとまりと感じて歌えるようにしてください。そうすると「アーーアーメン」と、「ア」を2回発音するようになります。まずはその歌い方をマスターしてから、普通の「Amen 」と聴こえるようにしていきましょう。余計な手間がかかると思うかもしれないけど、これをやらないと細かい動きがいい加減なものになります。同じことが、76から、今度はベースも加わって出てきます。
114〜116 のS.A.T.の「Amen 」も、75と同じです。あれ、115のテナー。こちらはテヌートじゃなく、アクセントになっていますね。
155 にPiu mosso と表示されていますが、私は特にテンポアップしません。
163 に書かれている sonore は、「朗々と響かせて」の意味です。単純に「大きな声で」と考えてしまうと、要らぬところに力が入ります。力む=大きな声 では決してありません。
192 までは「1つ振り」ではあるけれど1小節は「123」の3つにカウントされます。それが、194
からは「12」の2つにカウントします。でも、1小節の長さは同じです。この切り替えをよく覚えて下さい。特にソプラノとテナーが重要ですね。
202まではin Tempo でいきます。
203(34)Maestoso この1小節だけはフェルマータにします。金管がcrescendoしている間に合唱に「3.4」と2つ空振りをしますので、そのテンポで204から4分の4拍子でGloria のテーマを歌ってください。
4つで振るのは210まで。211からは2つ振りに変えます。同時にaccel.をかけます。楽譜では、accel.の終わりの指示がないので、本当なら217までドンドン加速を続けなければならないところですが、それをやると崩壊してしまいそうなので、accel.は211〜213の3小節だけにします。214〜217は in Tempo 218からは2つ振りのままですが急ブレーキをかけます。219
は、2拍目を分割します。「1・2 と」という感じです。
220(35)からは速い1つ振りです。合唱は、155と同じ形ですが、楽譜の指示は115よりもやや速いです。
この辺からは、まだ適当に通すだけの練習しかしていませんが、いくつか約束事がありますので、それは次の練習でやりましょう。
P.43からの音楽記号の意味だけ書いておきます。知っているものもあるでしょうけど、一応。
accel. だんだん速く
non accel. アッチェレランドしない
molto allargando 「アラルガンド」は「だんだん遅くしながらだんだん強く」それに「molto 」という最上級が付いている。
tutta forza 正しくは con tutta forza
全力で
251小節の2拍目にはフェルマータを付けて下さい。
Presto 急速に(アレグロより速く)
恐ろしい用語が並んでいますね💧
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